気まぐれ猫魂。

桜。化学療法にいたる経緯

2012/04/11
抗がん剤治療

本日の東京、風と雨の予報。 都心の桜は、今日で見納めかなぁ。


先週末7日8日の土日、お花見にでかけました。

7日(土)はあいにくの、花冷え花曇りのお天気で、
色の薄いソメイヨシノは、曇り空に溶け込んでしまって、
その可憐な花の様子は写真ではなかなかわかりませんね。(iPhone撮影)

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東京の桜名所のひとつ、四ツ谷から九段まで続く外濠公園桜並木のソメイヨシノとしだれ桜です。
東京での最初の職場がこの近くだったので、
この日、その時代の同僚たちと集まり、
現在乳がん闘病中の友人を囲んでのお花見となりました。
諦めない!と宣言して、厳しい抗がん剤治療や放射線治療に取り組んでいる彼女に、
我々の方が、いつも勇気づけられています。


それと。
当たり前なんだけれど、
「死」ってそう簡単に受け入れられるもんじゃないってことも
痛切に考えさせられます。




翌8日(日)は、これも東京の桜名所のひとつにあげられている
ご近所の公園にウォーキングがてらお花見に。
人で溢れかえっていて風雅からはほど遠かったけれど、天気良く、桜はきれいでした。


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これもiPhoneで撮影してるんだけど、今気がついたけど、
なにもしてないのに、背景ちゃんとボケてるよね。( ´艸`)

ちなみに、我が家のキャットタワーに登ると、
ベランダのかなり向こうではあるけれど桜が見えるので、
我が家のにゃんず、一応全にゃんタワーの上から外を眺めていたから、
今年は皆にゃん、桜を愛でることできたんじゃないかな。(*´∀`)




さて。
すっかり書き忘れてしまってたのですが、
カリが抗がん剤治療を受けることになるまでの経緯を、記録しておきます。

3月24日(土)、右胸に発見したしこりを診てもらうべく病院に行った時、
結果的にそのしこりは悪性で、結局その日の夜、
右側乳腺全摘の緊急手術をやってもらったのだけれど、
その日の院長とのやりとりの中で、抗がん剤治療には積極的といえないあの院長が、
術後治療として、アドリアシン投与の可能性についてつぶやいたこと、
それが、私にとっても化学療法に踏み出すきっかけになった気がします。

思えば、それまでも院長、猫への抗がん剤は、
その投与によって明らかに予後が改善されたという結果が
有効性あるデータとしてはないから、副作用のある抗がん剤投与は猫を苦しめるだけ
と言っていたのに、術後の治療法の話になると時々、
両手を顔にあてて「ドキソルビシン(アドリアシンの一般名称です)・・」と
つぶやいてたことも、管理人的にも気にはなっていました。


そんなこともあって、診察の24日帰宅してから、あらためて猫の抗がん剤治療と
抗がん剤薬剤全般とアドリアシン、そして副作用についてネットで調べまくり、
薬剤に詳しい友人にも問い合わせました。
過去に抗がん剤治療をされた方々からいただいたメールの中には、
副作用はかなり厳しいもので、二度とやりたくないという内容もあったのですが、
一方で、犬猫の副作用は人間に出るより軽いという動物病院情報や、
体験猫の中で副作用がほとんどなかったといったものも散見され、
要は、人間の場合の副作用同様、個体差によって副作用の出方はさまざまと認識、
そこで、腹を決めました。


明日、手術結果を聞きに行った時に、
もし 院長が抗がん剤治療に言及したら、お願いしよう、と。


術後回復してからの元気でこれまでと変わりない日常のカリの様子を思うと、
治療の可能性があるのならば、何もしないで見守るという選択はありえないと、
ごく自然に思えました。
それまでは、化学療法はやらないと思う・・・なんて一部に言ってたんですけどね。

猫には「死」の概念はありません。いつも今を生きている。
ならば、「死」をいかに受け入れるかを考えるよりもまず先に、
少しでも「生きる」ことに力を注ぎたいと。
だって、まだ絶望的な状態じゃないんだもの。
もちろんQOLは担保した上で。
ひどい副作用が出たら、抗がん剤治療は即刻中止するつもりで。



そして、手術の翌25日(日)
その日も緊急手術が立て込んでいて大混雑な病院、
手術結果も、手術室のある2階の階段手すりから院長乗り出して、
階段の下で待ってるように言われた私に向かって説明、

・腋窩リンパ節に既に転移していた。外科的にできることは今はもうない
・抗がん剤治療は、これまでも話したように、猫にとっては副作用等厳しい治療
 人間と違って脳にダダもれになりやすいので、量のコントロール必要
・ただ、何もしないでこのまま手をこまねいてるだけならば、
 レントゲンでの肺への転移が認められない今なら、抗がん剤治療の選択はある
・そして、やるのであれば、術後の今



簡単にまとめると以上のことを院長、階段の上から階下の私に一方的に説明、
私の方は、既に書いたように、院長から話が出たらお願いしようと決めていたので、
「お願いします」と即答したのでした。

この日は、もうひとりの獣医師から、これも立ち話で、
アドリアシンの副作用などについて簡単に話を聞き、それで終わり。(^-^;

翌26日(月)が、退院だったので、その時に詳細を聞くことにしました。


私は、かなりいろんなことを確認しないと気の済まない方なので、
この状況は、ものすごくストレスフルだったけれど、
ネットで調べたり友人知人に尋ねたりで、わけがわからず不安・・・ってことはなく。
でも、ネットで調べられないような飼い主は、どうするんだろうね、
院長の言うがままってことだよなぁ。。。


そして3月26日(月)退院。

ちゃんと話を聞けると思っていたけれど、
結局、この日も、会計のところで立ち話。( ´△`)

・腋窩の転移は、あいにくかなりな状態。病理に出した。
・抗がん剤治療は昨日(手術翌日)から。
 アドリアシンを3週毎のサイクルで5回の予定。
 初回の量は少なめにして副作用の様子をみて、2回目から量を増やす。
・副作用としては、嘔吐、下痢、食欲不振、脱毛などあるが、
 1回目は量を少なめにしてあるので、さほど心配する必要はない。
・他の猫への注意点(トイレの使用など)は特にない。抗がん剤より、
 術後の傷の用心のために、あまり激しく動き回らないように。


こうやって書くと簡潔ですけど、このやりとりも大変だったんですけどね。^^;

それにしても、抗がん剤をやる前は、あれだけ厳しい副作用だと
過剰なほどに言ってたのに、投与後は、心配ないから・・・って。
最初からそう言って安心させてくれよなー。( ´△`)



そしてお会計。

右側乳腺全摘手術と入院3日、内服薬5日分、抗がん剤1回分等々で、

¥90,030 也


確かに庶民の味方、良心的ですわ。(;´ー`)



himeojigi.gif いつもありがとうございます。がんばるです。
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